ウソを教えてはいけない(2005.06.20)
先日久々に補助の講師を、あるパソコン教師の下でしたんですね。いつもメインでしか教えていなかったので、とても新鮮に思えてよかったかなと。そして、2日目、3日目と進んでいくうちに、最初は緊張していたあるパソコン教師も徐々に行動や言動が大胆(笑)になってきたのです。
ついには、ワードでウソを教えてしまったりして・・・。
「ワードで印刷プレビュー時には文字を修正したり編集することはできない」などと・・・。
ワードでは印刷プレビューのときにも編集することができるのに・・・。そこで、私は多分知らないのではないかと思い、そのパソコン教師のそばに近づいて耳元で「実はできるので、あとで訂正されるとよいのでは」と助言したのですが・・・。そのパソコン教師が生徒さん方に言った御言葉はなぁんと「誰かが何か違うことを言ったとしても、耳をかしてはいけません、私の教えたことが一番」などとさらにウソを肯定してしまったのですね。あぜん・・・。
・・・私はこれを反面教師にして、自分の非は潔く認めて、間違いは謝り訂正する、といった姿勢をとっていこうと思ったしだいでした。
10年ほど前に私が教わったインストラクターとしての心構えとして、「わからないと言ってはいけない」といった項目がありましたが、それは間違いだな、と思っています。インストラクターとして働いていたとしてもわからないものはわからないのですから、わからない、と言っても問題はないと思います。
ただ、そのままにせずに、調べてでもきちんと対応していく、といった姿勢が必要なのではないかとも思ってしまいました。